「動ける」ということは生命の基本です。いくつになっても「立つ、歩く、座る（しゃがむ）」の基本動作は自然に楽に行いたいものですね。「からだの使い方トレーニング」は立つ、歩く、座る（しゃがむ）など（他にもたくさんありますが・・）の運動を人間なら誰でも備わっている身体の機能をもう一度、よりたくさん使えるようになることを目的としてしています。

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人間の生活はこの数十年で機械による自動化で便利になりました。単純な動きだけで生活ができるようになった現在、人間（動物）は本来備わっている身体にあるたくさんのセンサーを使って身体を動かすということをしなくなりました。その結果、複雑な動きができなくなるだけではなく、特定の筋肉のみに頼る身体の使い方をしてしまい、身体はいつも緊張状態で疲労困憊しているのです。

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軽やかにスムーズに動くことができるためには、まず、自分にも軽やかにスムーズに動ける身体があるのだ！！と知ってほしいのです。

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​人間なら皆同じである骨格構造のしくみ、機能を身体を通して知ってもらい、さらに神経、筋肉へと動きの伝達、連動を体感で観察しながら、できるだけ力まずに身体を動かす感覚を味わってもらいたいのです。レッスンの中で骨、関節、筋肉を使って様々な動きをすることで脳（神経）に情報を伝え、脳を書き換え、最終的に「身につける」ことをしていく、それが「からだの使い方トレーニング」です。簡単な言い方をすると、「体感を変える（体感とは体性感覚の事）」という事です。

動作を改善していく目的ー力まず、少しでも軽やかに動ける身体になるーです！